半身浴

ここ20年ほどで一気に人気がでたのが「半身浴」による健康方法です。
たとえば方まで湯船につかると全身に水圧の負荷がかかり、肺や心臓などへの負担が大きくなります。よく高齢者の方が入浴中になくなるという事故がおきますが、これも原因の一つです。
ですが、半身浴だとお湯に浸かっていないところへの水圧はかからないので、肺や心臓などに水圧の負荷がかかってしまうという事はありません。
また半身浴だとゆっくり身体をあたためるので、リラックス気分になり副交感神経が優位になり、身体も心も休まります。

「半身浴」とはおへそから胸の間を湯面ラインにもってきて下半身だけが湯船につかるようにする入浴方法のことをいいます。浴槽によっては段差があるバスタブがあるので、一段高いところに座ってみたり、段差がないバスタブの場合は低いバスチェアに腰掛けるなどして調整してください。

半身浴がいいというのは多くのひとが知っているとは思いますが、実際どのような効果があるのかと具体的な効果までは知らない人も多いのではないでしょうか。
ここでは半身浴の効果について紹介したいと思います。

・冷え性の改善
半身浴は身体をゆっくりあたためるので身体を芯からあたためるので、全身の血行が良くなっていき、末端冷え性や部分冷え性などの改善にも役立ちます。

・ダイエット効果
半身浴は徐々に身体を温めることで血行がよくなり、老廃物がたまりにくい「痩せやすい身体にする」という効果が得られます。つまり代謝がよくなればダイエット効果も促進されます。

・むくみ改善効果
半身浴は全身の血行がよくなるという話をさきにしましたが、全身の血行がよくなるとリンパの流れがよくなり、余計な水分や老廃物を汗と一緒に体外に出すことができるので、むくみの改善につながります。

・デトックス効果
これも先に紹介したとおり血行が良くなるので、老廃物や毒素を排出る汗腺機能を鍛えることができるため、身体を健康な状態に保つデトックス効果を得ることができます。

・疲労回復効果
ぬるめの半身浴を行うことで副交感神経が優位になり疲労が取れやすくなります。目安の湯温は38度くらいといわれています。

・安眠効果
体温が下がると眠気はやってきます(よく映画などで吹雪や極寒のところに長時間いると眠くなってきたというシーンを見たことありますよね)
つまり半身浴で芯まで温まった身体は汗をかいて体温を下げようとし、身体に負担のかからないリラックスした状態なので、自然と眠気を誘って心地よい眠りに導いてくれます。