水泳で健康に

水泳は、最も全身をバランスよく鍛えられる、理に適った健康法です。
水中に身を置くことで、常に負荷のかかった状態になるので、前身がくまなく刺激されます。
そこで運動をする事で、さらに全身が程よくほぐされ、人体に健康をもたらしてくれます。
リハビリや高齢者の健康維持にもよく利用される、一番身近な健康法のひとつではないでしょうか。
水泳というと、夏限定の健康法と言われていたのも今は昔。温水プールのある今では、年中使える健康法として利用できます。
怪我をしていてなかなか動けない人、筋力が衰えて走る事もままならない人などでも、水泳で汗を流す事で、筋力を取り戻し、血流を正しくし、健康体を取り戻すことが可能です。
水泳の場合、スイミングスクールに通うことで、定期的に体をほぐす事もできます。周囲の人との交流の場にもなりますから、時間がある人にはお勧めです。

ヨガについて

近年、エクササイズやダイエットに取り入れられる事が多く、かなりたくさんの人から注目を集めているヨガ。これも当然、健康法に含まれます。それも、かなり効率の良い健康法です。
ヨガの長所はたくさんあります。まず、キツい運動ではないので、誰でも始められるという点ですね。
次に、用意が必要な物も特にないという点もあります。つまり、経済的な負担も、肉体的な負担もさほどない中で始められ、続けられる健康法ということです。
さらには、ヨガを行うことで、様々な部分に好影響を与えます。まず、ヨガによって様々な体勢を保つ事は、全身に等しい負荷を与え、平等に発達する事につながります。
正しい姿勢は正しい骨組みを作り、正しい呼吸は正しい呼吸器官を作ります。
身体の筋肉、骨、神経といった部分が、非常に健全な状態に保たれるのです。

足つぼマッサージ健康法

巷には「足ツボサロン」もたくさんできて、「足裏マッサージ」も身近になりましたが、このマッサージの正確な名称は、足の反射区療法といい、実は足のツボを刺激するものではなく、身体の器官に、反射的なつながりがあるとされる反射区(はんしゃく)と呼ばれるゾーンを刺激して身体のいろいろな部位の疾患(しっかん)を治そうというものです。
足の反射区療法はアメリカやヨーロッパでは、ゾーンセラピー、またはリフレクソロジーと呼ばれており、科学的に証明された療法として、保険の対象になる国もあります。また専門医も大勢います。
日本でもこの健康法の普及に貢献したスイス人神父・吾若石(本名:ジョゼフオイグスター)氏にちなんで「若石(じゃくせき)健康法」と呼ばれたり、ベストセラーになった「足の汚れが万病の原因だった」の著者、官 有謀(かん ゆうぼう)氏の名から「官足法」(かんそくほう)と呼ばれたりして、いろんな名称で普及していますが、基本的な考えはほとんど同じです。

マッサージの仕方

最初は軽い刺激から始め、徐々に強い刺激に変えてゆき、 押す時に息を吐くようにしてください。
マッサージ棒=プラスチック製や木製の指圧棒があれば、つぼの深い時に上手く押せます。
風呂上がりの血液循環がよい時が効果的なのは理解できると思うので、出来れば足だけでも温めてから始めてください。
マッサージは両足まんべんなく、足全体を軽く揉み、指を一本ずつから指のわきや指の股、足の指の付け根をしっかり揉んで下さい。
痛みを感じる所(乳酸や尿酸などの老廃物の塊)は悪い部分なので重点的に揉みほぐすようにしてください。
足の甲・くるぶし・足の側面全体を揉む→すねの外側を下から膝に向かって揉む→膝裏をしっかり揉む(老廃物の排出が盛んになる)→足の付け根のリンパ節を揉むという感じで刺激を与えてください。
デトックス効果を高める腎臓・輸尿管・膀胱・尿道の各ゾーンは必ず揉んでください。
片足ずつマッサージする為、やっていない方の足や揉み終わった後の足を冷やさないようにしてください。