ウォーキングと健康維持
健康を維持するために、ウォーキングは抜群の効果を発揮すると言われていますが、ウォーキングとは歩くことを目的とした歩行運動のことをいいます。
ウォーキングするときには、散歩のようにゆっくりと歩くのではなく、歩幅をやや多めに取りながら、腕を高く振り上げて歩くのが良いといわれています。
健康維持のためにウォーキングが具体的にどんな効果があるのかというと、ウォーキングは体内に酸素を取り入れることによって、体内の糖質と脂肪を燃焼させる有酸素運動であるため、心肺機能を高めたり、循環器系などの内臓の働きを助ける役割をします。
また体内の糖代謝や脂肪代謝が改善され、肥満や高脂血症などの解消、そして体の不健康な状態を健康な状態へと戻してくれるので、生活習慣病の予防や治療にも役立ちます。
その他の効果としては、骨を強くする働きがあるので、骨の形成速度よりも吸収速度が高まることによって、骨に小さな穴が多発する骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を防いだり、老化、ボケ、寝たきりの防止やストレスの解消など、健康維持のためのあらゆる効果が期待できます。
ウォーキングの効果
更にはダイエットや美肌、美脚を作るなどの美容効果も望めます。
やり方も簡単で費用もかからず、気軽にどこでもできるというのがウォーキングに人気がある理由のようです。
会社が終わったあと、家族や友人と一緒に近くの公園に出かけて、30分か40分ぐらいウォーキングをして帰ってくれば正しく気分爽快になり、その日一日のストレスは発散されること請け合いです。
ほんのわずかな時間でも、毎日続けることによって運動不足の解消に役立ち、そうすることによって健康も維持できるため、忙しい現代人にとっては正にうってつけの運動法といえると思います。
しかしやはり重要なことは毎日続けることですので、一度始めようと思い立ったら、三日坊主にならないように、毎日計画を立てて続けることが大切です。 同じところばかりで飽きてきたらたまにコースを変えてみたり、残業などで帰宅時間が遅くなったときには帰りの電車やバスで一つ手前の駅や停留所で降りて、家まで歩いてきたりするなど、ウォーキングを途中でやめないようにするためには、普段の生活の中で習慣化していくことが大事です。